新刊『JAL再生』(引頭 麻実、日本経済新聞出版社)への今となっては皮肉な書となってしまったのが、屋山太郎氏の『JAL再生の嘘』(PHP研究所、2010年刊)だろう。後者の内容はともかく、タイトルだけを見れば「嘘が嘘でなくなった」という事態が現出してしまったからだ。
倒産時に誰もがその再生可能性を危ぶんだ同社を盛り返したのは、もちろんその任を引き受けた稲盛和夫会長の力に負うところが大きい。引頭氏の新刊は、その事情を描出して興味深い。
同書によると、「稲盛改革」とは具体的には、、、
(この項 続く)
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