2011年11月13日日曜日

「現代組織学説の偉人たち」 D.ビュー&D.ヒクソン 書評103

有斐閣、2003年刊。
原著は2000年に出ている。その時点までの、つまり「20世紀における組織学説」の一覧カタログ本だと思えばよい。戦略論の分野での「戦略サファリ」(H.ミンツバーグ」を詳細にしたようなもの。

この分野での61名の代表的なセオリー・ホルダーの学説を、一人4ページほど割いて概説している。ただし、欧米の学説のみ。61名が、8つの分野に分けられて出現順で紹介されて居るので、分野ごとでの学説の発展も理解できる。

学術書であり、実務家には向かない。細かすぎる。

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