2016年11月15日火曜日

また最高益の日本電産、課長千人採用の異例宣言…ソフトバンクと真逆の「堅実」拡大経営(3)

通期でも売上高は1兆2000億円と前期比1.8%増にとどまる一方、営業利益は14.7%増の1350億円と過去最高を見込んでいる。


「海外で買収した会社は、利益率5%程度でやってきた。そんなCEO(最高経営責任者)を思い切って替えたら、新しいCEOは15%を目指してくれる。これからもそうしようと思う」


「本社でも車載事業は48歳を本部長兼本社副社長に抜擢(11月発令)した。これでよくなる」

 

たゆまぬオペレーションの改善で筋肉質の組織に



「販管費の削減に力を注いできました。上海では14あった法人を大きなビルの1フロアに集めました。移転コストはかかったけど、その効率化、情報の共有化は大きな効果を生んでいます」
 
(この項 続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿