2013年7月11日木曜日

学会で発表 (4)

国際戦略経営研究学会での質問。

2)山田さんが戦略策定したとき、それ以前の状況をどう分析し、対処したか。

答) 知ろうとしなかったので、分析もしなかった。「これから何をするか」「今の経営資源で何が出来るのか」「組み合わせ直しして、一番上手くいきそうなやり方はどれか」などだけを考えていた。

解説) 過去の失敗例を分析してそれを回復しようとするのは有効な方策ではない。せいぜい、起きてしまったダメージのある程度を回復されられるくらい。「大きく伸ばす」ためには「新しいやり方」をもさく構築することが必要。それが経営戦略。

(この項 続く)

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