2014年3月3日月曜日

『プレゼンのルール』箱田忠昭 書評193(2)

何がいいかというと、この本自体がプレゼンテーションのように構成されていることだ。一つの項目が、見開き2ページで進行し、101の項目で構成されている。

見開きの一項目が、箱田さんの講義でのスライド一つに相当するようだ。そして、分かりやすく説得される。使われているイラストや図も、箱田さんのセミナーでスライド投影されるモノが多く、私には既知感と納得感がある。

大真打ちの落語家の十八番(オハコ)を本によって再体験しているがごとくの書物である。実用性が極めて高い。おすすめ。

(この項 終わり)