2014年3月13日木曜日

『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』斉藤淳 書評194(1)

(株)KADOKAWA、新刊。

英語に関する本は沢山読んできたが、これは内容的に新しく、また本格的。アメリカの超名門大学であるイェール大学で教えられている、留学生の英語をブラッシュアップする授業法という。

幾つもの特徴が挙げられているが、新鮮だったのが、「動画と結びつけて英語を学べ」というもの。文法や個々の単語の意味でなく、動画や視覚教材で示されたイメージと、そこで使われている英語文を全体として結びつけろ、それが理解しやすくかつ記憶に残る方法だという。

本書では、参考と出来る英語の動画(もちろん映画やアニメまでが示されている)がいくつも具体的に示されている。その意味で親切で実践的だ。著者が、東京で英語塾を開校して実際に指導を行ってきているからだろう。

私がサンダーバード大学院で日本語を教えていたときの、彼の地の教え方というのは、、、

(この項 続く)