


「福田・部下論」では「部下性悪説」に立つだけでなく、「部下の方が上司より優位な立場にあり、サラリーマンが潰される最大の脅威は自分の部下である」という事実を鋭利に描出している。福田さんはその自説を、元経営者としての立場と学者としての立場の両方から論出している。「エージェンシー理論」など組織経済学やランチェスター戦略の理論などを繰り出して、従来のリーダーシップ論や成長戦略の誤謬などを厳しく論断している。
「経営常識」とされてきたことが福田さんにより乱麻を斬るがごとく捌かれているのを読むのは愉快であり、目を開かされる。本書の構成が、各1項目必ず2頁見開きという体裁なので、字数の限定に苦労されているところもあるが、それは本書の功績に比べれば、僅かな瑕疵と言うべきであろう。一読すべき、端倪すべからず一書が出た。
懇切な拙著紹介、感謝にたえません。たしかに上げ潮モードで、ごく最近、本書を含む一連の拙著のおかげで、異業種2社(両社合わせて3兆円規模の年商)のジョイントによる某国向け広報プロジェクトと、役所関係ですが3ヶ月で数千万円規模のリーダー育成プロジェクトへのキーマンとしての参加可能性が高まっています。前者は私なりに構想を組み立てて売りこんだもの、後者は構想を実行するために要請されているものです。いずれも、提唱してきた戦略とマネジメント実践です。なお、前者は弱者ではなく、強者の戦略をとります。
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