◆オーナー企業の7割が後継者未定
実際、帝国データバンクが3月に発表した調査では、「会社の代表者名と筆頭株主名が同一の『オーナー企業』は全国に約41万社あるが、そのうちの約7割で後継者が決まっていない」という。
400万社以上あると目される同族企業のうち、「オーナー企業」が41万社だとすれば、残りの360万社ほどの同族企業は「筆頭株主が代表取締役ではない」ということになる。
つまり、同族による経営承継は崩れ始めているのだ。私が以前から、「非親族による経営承継は過半に達した」との推定を示してきた所以(ゆえん)である。
0 件のコメント:
コメントを投稿