二つ目の発表は、とある研究団体の方によるもの。テーマは「サービス・サイエンス」。
「サービス・サイエンス」概念の発祥は、2005年にIBMによって提唱されたものだとのこと。「サービス・サイエンス」の現状やらこれからのことについて報告をしてくれた。関連して、「そもそも最初の時の考え方は、、」という説明もあり、司会の先生とやりとりがあった。
私が挙手して発言したのは、
「2005年にIBMが提唱したということですね。その時は既にメインフレームの時代が終わり、パソコン事業を手放そうとしていたときな訳です。IBMとしては(ハードではなく)サービスで生きていく他はなかった」
「そこでそれを宣言するアドバルーンとして何か“かっこいい”言葉が必要だったということでは。ぶち上げることが重要で、その内容やコンセプトがしっかりしていたとは限らないのでは」
ということだった。
私もただの仮説というか、「ありそうな思い付き」を述べたわけだが、発表者の報告も仮説な訳なので私のコメントも否定されない。研究者やコンサルタントの出席者が多く、経営者からの視点には虚を突かれたような成り行きだった。
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