歌手発掘オーディション番組「アメリカン・アイドル」は、ジェニファー・ハドソン(「ドリームガールズ」でアカデミー助演女優賞)他多くのシンガーを輩出している。既にシーズン9(9年目)を数え、全米各地の予選会のそれぞれに1万人を超える応募者が来場するという規模を誇っている。
日本ではBSテレビの深夜に放送され、私は数年来のファンだ。昨晩も見ていて、自分がこの番組のどこが好きなのか、よく分かった。
それは、地方予選の審査室から「予選獲得」の黄色いカードをもらって出てきた応募者が家族と抱き合い、ハイタッチし合い、狂喜する様を観るのが好きだということだった。
中には稀にサポーターがいない応募者もいるが。
アメリカ人の開けっ広げな喜び方、「アメリカン・ドリーム」への挑戦を「是」とするポジティブ思考、、そんなものを見せつけられて私も幸福な気分になれる。
私自身は「留学後に住み続けるのはご免だ」と思い逃げ帰って来た、恐ろしいまでのあの競争社会。
成功の方の側面である、達成への歓喜。とにかく刺激の強い番組で見るのを止められない。
0 件のコメント:
コメントを投稿