「華僑最強の家業経営」(旧著、1996年日本実業出版社)だろう!
上海万博の開会式が華やかに行われた。TV報道を見ていて、上海への訪問を思い出した。仕事でも何度も行っているが、研究調査旅行で訪れた19996年春の訪問のことだ。上海国際経済相談所の呉寄南教授をお訪ねしたり、上海市の経済発展局の局長や、(財)海外技術者研修協会の上海事務所などを歴訪して、中国の企業が勃興しているさまをフィールド調査したものだ。この夏は、これらの資料により何本も経営学論文を発表した。
嚆矢は、その秋に上梓した表掲書だろう。その時日本法人の社長を務めていた、香港華人系の大手企業、王氏(ウォンズ)のケースを中心に、華僑華人系の経営モデルを日本のそれと比較して解説した。
あれから15年、、。今日のこのブログを書くにあたり、「日華国際経営比較論」の研究の現状をネットで概観してみた。旧著の学術的な価値はまだ失われていないとみた。「わが子可愛さ」かな?
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