山田修の戦略ブログ
山田修の戦略経営ブログ。MBA経営代表取締役。
2017年8月22日火曜日
マック、謎のベールに包まれた誕生と繁栄の秘密…実質的創業者を破綻させた「強欲経営」(7)
それどころか、兄弟のオリジナル店に「マクドナルド」の名称使用を認めず、兄弟がやむなく「ビッグ・マック」という店名に変更すると、その筋向いにマクドナルドの大型店舗を出店して、兄弟の店を倒産に追い込んでしまうのである。
脇役、フレッド・ターナー
映画で、クロックの第1号店で働き始めたフレッド・ターナーが紹介されている。しかし、マクドナルドの大発展におけるターナーの大活躍は描かれていない。ターナーこそが同社の有名なQSC(クオリティ、サービス、クリンリネス)を提唱し、社内研修機関であるハンバーガー・ユニバーシティを創設、運営した人物だ。ターナーはクロックに息子のようにかわいがられ、クロックの後にCEOに就任し、同社を118カ国に進出させた。
(この項 続く)
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