ポケモンGOの大ヒットは、むしろ任天堂の主力・専用ゲーム機事業をさらに衰退させる(1)
任天堂が展開してきたポケットモンスター(ポケモン)・キャラクターが登場する新スマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」がアメリカでリリースされ、大変な人気を博している。スマホが持つ位置測定システム(GPS)を活用した位置情報ゲームで、キャラクターを実際に自分の周辺で探し出すというゲーム。発見すること自体が楽しいが、さらにそのキャラクターと遊んだり捕まえたりする。ほかのプレイヤーと交流することもできる。
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故・岩田聡氏 Wikipediaより |
7月6日にアメリカで先行リリースされると、Androidユーザーだけでも5%以上がこのゲームをインストールして、その後の継続利用率は60%を超えているという。さらに1人1日当たりの利用時間は43分23秒にも上っている。これはスマホ用の全アプリのうち、SNSも含めて現時点で最長となっている。
キャラクター探しに夢中になり、他人の敷地に入り込んでしまったり、移動中に転倒してけが人が出たりしている。ワイオミング州リバートンという町では、19歳の女性がキャラクター探し中に本当の死体を発見してしまったという事件が報告された。
任天堂の業績にはどれだけ寄与するのか
(この項 続く)
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