過酷な環境下のマラソン、いわゆるエクストリーム・マラソンとして知られるサハラマラソンは、次回の4月大会は30回目の記念大会となり、世界中から1300人ものランナーが参加する。7日間にわたり、モロッコのサハラ砂漠を250km走破するだけでなく、必要な食料や水もランナーが自ら背負わねばならない。世界一過酷なレースといわれている。
サハラマラソンには毎年日本人も複数参加するようになったが、30回記念大会に筆者の知人、浦中宏典氏が参加する。浦中氏はアスリートのサポートなどを手掛けるストレッチサポートの社長であり、プロのトレーナーでもある。また経営者ブートキャンプで学んだ企業家だ。
今回の参加に当たって浦中氏は「他の日本人ランナーへもトレーナーとしてサポートしながら、皆でゴールをめざす。アスリートとトレーナーについて知ってもらうためのチャレンジと考えている」と語る。
(この項 続く)
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