ドラッカーとトム・ピータース。この大立て者二人の推薦文はしかし、本書の内容を褒めていない。
「ベニスのもっとも重要な著作。」ピーター・ドラッカー。「他はよっぽど非道いのか」とドラッカーに尋ねたい。
「これ以上に重様なテーマはない。」トム・ピータース。それで、、、本書の出来はどうなの?お茶を濁したな。
第1章のほぼ冒頭で著者はこう始めている。
「あらゆるものが変化している」
この陳腐な出だしは、それだけで私の読書欲を大いにそいだ。
「この本がオリジナルな見識を多く有しているはずがない」
と心ある読者なら理解し、幻滅する。
しかし本書の問題は、調査方法と結論の「建て付け」で、それは大いに問題となるのであるが、、、
(この項 続く)
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