1.2014年に引退すると明言している。
2.世襲はしない。
3.社長職に復帰してから、海外展開に前のめりである。
4.最後は職に執して中内功氏の轍を踏みはしないか。
1と3に関しては指摘した。残るのが、2「世襲」と4「経営者としての晩節」で、これらの二つは関連している。
2014年の引退を今回あっさり撤回した柳井社長は、そもそも世襲も含めて、引退する気があるのか。あるいは、加齢と共に、職への執念というか経営意欲を増すしていくのだろうか。
世の中には、数千億円と言われる企業グループを育て、「名経営者」「大経営者」の
尊称をほしいままにしたにも関わらず、晩節を汚してしまった方は結構いる。
そごう 水島廣雄会長は 晩年裁判に忙しかった |
私にとってはソフトバンク社孫正義社長とならぶ、my hero経営者なのだ。どうか今後とも新しいステージごとに素晴らしい経営手腕を発揮して頂きたい。
(この項 終わり)