ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』を講読
午後の前半は、課題図書の講読。ジェニーンは通信会社だったITTを世界的な一大コングロマリット企業グループに育て上げ、その間14期半もの長い間増収増益を続けた名経営者である。
本書(プレジデント社、2004年刊)は、経営者ブートキャンプ第1期参加生が「推薦図書3冊」に挙げてくれて、
「いつかはブートキャンプで」
でと思っていたら、前期第4期で何と三人の参加者が「推薦図書3冊」に挙げた。「推薦図書3冊」とは、「他の参加者に是非読んで貰いたい、為になる本3冊」、つまり「マイベスト」というわけである。これだけのレベルの受講生が申し合わせもしないのに、この本を掲げた。これは、他の皆さんにも是非読んで貰わなければならない。
いつものやり方であるが、当クラスでは、本の全体を討議しない。本書の場合では、第5章「経営者の条件」と第6章「リーダーシップ」のそれぞれを参加者に前回割り振った。15分ほど報告して貰い、その後15分ずつほど討議。まあ、大学のゼミにおける輪読の形式だ。発表者以外は、前日までに1ページ限定の「課題図書感想」を書いてきて貰っているので、討議に参加して貰えるようにしている。
(この項 続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿