9月13日に行った公開セミナー。10月11日(木)16:00と19:00に再開催。
プロダクトよりもプロジェクトだろう、PPM
ボストン・コンサルティング・グループが提唱したのでBCGマトリックスとも呼ばれる、ご存じPPM。プロダクト(商品)・ポートフォリオ・マネージメントとは言うけれど、実はプロジェクト・マネージメントではないのか。つまり、事業の入れ替えモデルだということ。
指導先企業で、その会社の主要事業を「金のなる木」と見立て、幾つも展開しだしている新規事業を「問題児」と見立てて話をしたら、分かりやすい議論となった。
BCGはこのセオリーを「限定要素が多すぎる」ということで、引っ込めてしまったそう(というか、他のモデルを売り出した)だが、まだまだ使える場面がある。何より分かりやすい。とはいえ、複数ビジネスを持っているか新しい事業を検討する際にしか役に立たない。単一事業会社では単なる「教養科目」でしかない戦略モデルである。
(この項 続く)
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