ルネサス 赤尾泰社長 工場売却・閉鎖計画はてぬるい (2)
半導体大手のルネサス社の赤尾泰社長が、国内18工場うち最大10工場の売却あるいは閉鎖を発表した。この計画が曖昧なモノで、これでは実現性が大いに疑われる、と7月25日のブログ(下記URL)に書いた。
http://yamadaosamu.blogspot.jp/2012/07/blog-post_6489.html
私のブログ記事が目に止まったのか、8月2日に行われた記者会見で、赤尾社長は一転、「4工場は一年以内に売却」、そしてその他の幾つかの工場についても処分期限を示した。さらに、9月に実施するとしていた希望退職で人数が満たない場合は「整理解雇も否定しない」と踏み込んだ。
週を跨いでの変貌に感慨を覚えるが、まあ「過ちを改めるにはばかること無かれ」でよろしいのでは。私の経営指南では「ジグザク意思決定で行け」と言っている。赤尾社長にはいつか経営者ブートキャンプに参加して貰いたい。
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