日本で129店を展開していたイギリスのスーパー最大手が日本からの撤退を決めた。
世界の小売り大手の4社が、日本市場だけでは苦戦を続けている。世界2位のカルフール(仏)は8店を出店したが結局05年にイオンに売却、撤退した。世界1位のウオルマートは西友を子会社化しているが、08年まで赤字が続き、以降も強い存在感を示せないで居る。
残りは、世界3位のメトロ(独)で、現在関東に9店を展開中。
外資の社長を4回やって痛感したのだが、先進国で日本ほど特殊な市場はない。殆どどの業種にとってもである。これは日本の独自の社会や文化のありようと深く関与している。逆に言えば、この難しい市場で成功すればその方程式は世界で通じる。「日本を制することが出来れば、世界を制する」
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