経営者ブートキャンプ第3期も第4講を実施。課題図書の報告は、「八甲田山死の彷徨」(新田次郎)。当校としては、3期を通じて初めての文学作品。八甲田山で大遭難となった神田隊と、同じ日程で別ルートで全員生還した徳島隊のそれぞれを割り当てられた参加者が報告。後、「リーダーシップ」と「意思決定」の観点から討議。参加経営者の感想が圧倒的におもしろかった、と。その辺の経営書よりよほど示唆に富むなどとも。また新田次郎の筆力すさまじく、その迫力に皆「夏なのに寒気がした」などと。
私が「オペレーション戦略」を1時間、参加者小グループによる各自経営戦略立案プログラムの小グループ討議、最後は新将命特別講師の「グローバルリーダー」。
ここ数年新著を立て続けに出し、全てヒットさせている新先生は、また新しい本を出す体制に。「リーダーの教科書」「経営の教科書」「プロフェッショナルリーダーの教科書」(私たちとの共著)と出してきたので、次は「グローバルリーダの教科書」となると見ている。本日の講義がそのあらすじのたたき台、出発点となるようだ。
ブートキャンプの参加者は、私も含めて講師陣の新著の誕生に立ち会っているし、コメントや質問を出すことによって参画してくれている。しかも何冊もだ。こんなダイレクトな経験が(おまけにこのレベルで)出来るのは他にどこにもないだろう。
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