私は「組織が最重要戦略」と著述している。リゾート再生経営者である星野氏も同様な信念だった。
星野氏は、グループがまだ小規模だった時代の最大の懸案が人材の獲得と定着だったことを明かした上で、それへのコン本対応策として「4つのキーワード」で説明できる経営技法に至った、とした。それらの4つとは以下の通り。
1.コンセプトの共有
異なる各事業現場で、それぞれに適した経営コンセプトを作成し、社員達としっかり共有する。
2.フラットな組織文化
議論は擡頭に、意思決定は責任者が。
3.醍醐味満喫
それぞれの現場での労働から働く醍醐味を各自が満喫できるようにする。
4.自分でコントロールするキャリア
いくつものキャリア・パスのオプションを会社で制度として用意して上げ、社員への支援プログラムも提供している。
大変気に入ったので、経営者ブートキャンプでのクラスでも教材として取り上げることにした。
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