◆腹をくくって、経営チームを見直せ
そうすると、「社長の次に重要な」役員や部門長などの経営幹部に目を向けることになる。経営会議などの構成員である自社の経営チームの出来・不出来が、決定的に重要というわけだ。
経営チームの人数がたとえば10名近くいる場合、全員が「現在も」有能ということはない。前回(2011.3.8 No.11-044)、「経営幹部は有能だ」と述べた。しかし実は「有能だったから昇進してきた」が真実であり、今現在では「成功の復讐」に捕らわれてしまった幹部と、そうでない幹部がいる。
「成功の復讐」に捕らわれて「今では有能とは言えない」幹部は、排除しなければならない。経営チームに数名、必ずいるはずだ。そんな幹部がいるから、会社の業績が遅滞してしまっているのだ。
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