ボストン・コンサルティング・グループが提唱したご存じPPM(ピーター・ポール&マリー)。BCGマトリックスとも言われています。プロダクト(商品)・ポートフォリオ・マネージメントとは言うけれど、あれは実はプロジェクト・マネージメントではないのか。つまり、事業の入れ替えモデルだということ。
今週、これは東京の会社を訪れたときに引用したのがこのPPM。つまり、その会社の主要事業を「金のなる木」と見立て、幾つも展開しだしている新規事業を「問題児」と見立てて話をしたら、分かりやすい議論となった。
BCGはこのセオリーを「限定要素が多すぎる」ということで、引っ込めてしまったそう(というか、他のモデルを売り出した)だが、まだまだ使える場面がある。何より分かりやすい。
コンサル会社が新しいモデルを引っ張り出すのは、芸能プロダクションが常に新しいタレントをデビューさせるのと似ている。でも、70年代の歌謡曲やフォークソングなどはいいものがあった。PPMは今どうしている?
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