2010年11月27日土曜日
「飛び出せ!科学くん」(TBS)ナスカの地上絵を落書き(1)
11月27日(土)17時ごろに、TVのチャネルをまわしていたらTBSの「飛び出せ!科学くん」という番組を見た。
田中某という男性タレントが南米ペルーを訪れ、例のナスカの地上絵をセスナから望見している。それはよいのだが、その後現地のスタッフを雇って、自分で別の地上絵を描くという試みをしていた。描き出したのはショコたん(中川祥子という女性タレント)が書いた猫のイラスト。それをまたセスナから望見して「ナスカの地上絵を描いた!」と喜んでいる。
私は大した愚挙だと思い、TBSに抗議の電話をかけた。番組スタッフという男性のモリザネ氏と話す。
私「ナスカの地上絵は世界遺産クラスの重要文化財である。それと同じ地域に漫画を描くとは、重大な問題ではないか。重要な文化財に落書きを残してくると同じような行為だと思う」(世界遺産だった)
モリザネ氏「撮影に当たっては許可を得ている。そのむね、テロップを出したはずだ」
私「私は見ていない。それは確かか」
モ「テロップで無ければナレーションで話したはずだ」
私「それはますます聞いていない」
小さなテロップなら見落としたかもしれないが、ナレーションがあったなら聞き逃さなかった。
私「あんなことをして、これから次々とナスカに大規模な落書きをする人が出てきたら、本来の地上絵の文化価値はどうなると思うの?」
モ「消して来ました」
それも番組では放送されていない。それに消したからってこの成された愚挙は取り消せないし、あまつさえそれをオンエアして悦に入っているわけだ。
「モリザネさん、あなた確かなことを言っているの」
とつっこむと
モ「担当者から後で電話させます。」
と。
間もなく電話をもらったらまたモリザネ氏。
モ「猫の絵を描いたのは私有地でした」
つまり前述の「許可をえていた」というのは政府や行政機関などのちゃんとしたところでは無かったわけだ。やはり、適当なことを言っていたわけだ。
明日、プロデューサーから電話をもらえるそうなのでまた書く。
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