誠信書房から1991年初版。アマゾンの読者レビューに投稿しようと思ったら、第1版に70名以上、第2版にも30名以上のレビューが掲載されていたので止めることとした。
名著。名著である理由は幾つもある。
― おもしろい。知的興味を大いにそそるだけでなく、「驚く」という読書の楽しみにあふれている。
― 学術的で本格的だ。内容については多くの調査や文献を基としていて、用意周到で論駁できないくらい水際立っている。
― トピックの並べ方、選択の組み合わせが優れている。しかもその焦点の合わせ方が多数の読者の潜在的な興味疑問に沿っている。
― 文章が平易で、しかも興味を持つような叙述方法に成功している。
影響力には大きく以下の6つのルールがある。
1「返報性」
2「一貫性」
3「社会的証明」
4「好意」
5「権威」
6「希少性」
これらが働きかける仕組み・機序をケースや先行文献などで明らかにしている。
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