2010年9月24日金曜日
沖縄タイムス9月23日に大きく紹介
MBA経営代表山田修氏
中小企業を伸ばす『繁栄の黄金律』
成長戦略描き人づくりを
(大写真付き 記事)
第458回沖縄政経懇話会(会長・豊平良孝沖縄タイムス社社長)が22日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザで開かれ、MBA経営(東京)代表の山田修氏が「中小企業を伸ばす『繁栄の黄金律』」
と題して講演した。企業の強みを生かした成長戦略を描き、社員のモチベーションを高める仕組みづくりの必要性を強調。「社員の専門スキルを身につける機会を用意すると、コスト以上のリターンが必ずあり、企業の成長にもつながる」と持論を展開した。
山田氏は歳から年にわたり、照明機器メーカー、フィリップス・ライティングやベンチャー系情報通信企業など、外資から日系企業まで6社の企業代表を務めた経験がある。規模や業種はさまざまだが、同氏が代表に就いて以降、各社の売上高や利益率をそれまでの赤字または低迷状態から大幅に改善させた実績がある。
山田氏は業績不振の企業を「繁栄」させる黄金律として、
「成長戦略」「組織効率」「社員のモチベーション」
の三つを挙げた。
欧米との電圧の違いから、日本市場での事業拡大が難しかったフィリップスでは、販売商品を単価の高い自動車用ヘッドランプとプロジェクター用ランプに絞って利益率を改善。
包装メーカーのミードウエストベーコ社では、売上規模の小さい顧客企業への販促活動をやめ、成長部門に人材を多く配置する改革で組織効率を高めるなど、業績を立て直した実践例を紹介した。
「赤字を続けたのも、売上げを3倍に伸ばしたのも同じ社員。結果が異なるのは社員と組織マネジメントの差配の問題」と指摘。
業績を大きく回復させたい場合、従来通りのやり方から脱し、「組織外部の人の力を借りて、新しい戦略を徹底的に実践する必要がある」と強調した。
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