日本経営開発協会(関西経営管理協会)が帝国ホテルで3日間に渡り挙行している「全国経営者大会」に招かれ、顔を出してきた。30万円近くの受講料をものともせず、何百人も参加している。開催も110回以上となっている「お化けセミナー」だ。
楽天の前監督・野村克也氏の講演のみを聴きに行った。病後と言うので、やはり元気が無いのか、それともあれが「地」の、いわゆる「ぼやき節」なのか。直筆のサイン本が三冊だけ提供され、抽選により、何と私が1冊もらった。
監督の、講演を通してのメイン・メッセージはこうだった。
「弱い者は、強いものと同じことをしていては、決して勝てない」
あれっ、これってランチェスター戦略ではないのか?
世の中、ベスト・プラクティスなどの考え方で、「強者の模倣」的なアプローチももてはやされるが、それって結局限界があり、「改善」の域を出ない。
「大きく変わるなら、やり方を変えろ」
ということだ。「やり方」とは「戦略」のことである。
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