最初はありきたりな本だなと思いました。
帯の文句は「こんな会社が危ない」って。
でも、その次からが違う。
・ヒトモノカネがなくても儲ける。
・ホウレンソウはいらない。
・大企業から人は採用しない。
ほほー。普通のノウハウ本が言ってることと違いますね。
そして、もっとも違う点は…、この本のタイトルとも関係あります。
よく働く人。人を4つに分解すると、頭が良く働く人「将校」、頭が悪く働く人「軍曹」、頭がよく働かない人「参謀」、頭が悪く働かない人「兵隊」。
この中であなたはどの人を雇いたいですか?
もちろん「将校」だと思います。でも将校はなかなかいませんし、最初から将校の人はいません。
そうなると、「軍曹」か「参謀」を抜擢しなくてはなりません。筆者はその場合、「軍曹」ではなく、「参謀」から抜擢すべきと説いています。
これは良く働く人は他の模範ともなり人望もあるかもしれないが、経営者にとって最も重要な「判断力」が無ければ会社をつぶすことがありえる、ということのようです。
判断力が悪ければ、つまり方向性が間違っていれば、どんなに頑張ったとしても経営者が望む結果は出ません。ファールはどこまでいってもファールだということでしょう。
その他もろもろなかなか参考になりました。
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